今回は体温についてのお話です。みなさま方は、自分の平熱が何度なのか、知っていますか?
人間の理想体温は、36.5~37.0℃だそうです。ところが、最近35℃台の低体温症の人が増えてるそうです。ある調査によると、この50年間で子供の平均体温が1℃下がっているそうです。
体温が1℃下がると、代謝が10~20%免疫力は30%も落ちるそうです。また、血液の流れが滞り栄養も酸素も行き渡らなくなり、病気や老化が進んでしまうそうです。
それでは、体温を上げるためにはどうしたらよいのでしょうか?誰にもできるちょっとしたことです。それは、
○衣類やカイロなどで体の外側から温める
○ホットドリンクなどで体の内側から温める
○運動をして体を動かす
などです。
ほんのちょっと意識して体温を上げる活動、初めてみてはいかがでしょうか。
寒い季節、体の芯まで温めたいときは、お風呂に入るのが一番です。
ところで、正しい入浴法ってあるのでしょうか?
正しい入浴法の鍵となるのが、お湯の温度・浴槽に入れるお湯の量そして入浴時間です。
①お湯の温度はややぬるめの38~39度(冬は39~40度)
②湯量は肩まで浸かれるほど
③入浴時間は15分
これが基本です。
体を温めるなら、短い時間でも熱いお湯に入ったほうがよいのではと思いがちですが、それは間違いです。39度のお湯に15分入っていた人と、42度のお湯に3分入っていた人の入浴後の体温を調べると、それは明らかです。お湯からあがった直後は42度のお湯に入っていた人のほうが温まっているのですが、20分後には逆転してしまうそうです。
温かいお風呂にのんびり入るのって最高ですよね!